介護職に就いて改めて実感したwebライターのメリット

文章

3年の在宅webライター時代を経て、今は介護士として働いています。収入は介護士の今よりwebライター時代の方がだいぶ多かったです。

介護士のイメージといえば「汚い、きつい、危険」の3Kが一般的。が、webライター時代より介護職の今の方が断然楽しいです。納期のプレッシャーと戦いながら徹夜続きの日々を送っていたwebライター時代の方が何倍も辛かった。

webライターも介護職もなりたくてなったんですけどね。プレッシャーに弱い豆腐メンタルの自分には、ちょっと荷が重かったのかもしれません。文章に対しては大きな苦手意識を持っていましたし。介護職は就く前から「向いているだろうな」と思っていたので。

とはいえ、webライターをやって良かったなと思うことも多々あります。今回は、介護職に就いたことによって実感したwebライターのメリットを共有したいと思います。

介護記録や申し送りを書くのが速い

介護記録を書くスピードが速い理由は、

  1. 文章の構成を決めているから
  2. タッチタイピングが速いから

この2つだと思います。

働きはじめて意外だったのは、介護現場では文章を書く機会が結構多いなということでした。

  • 介護記録
  • 申し送り
  • 報告書
  • 議事録
  • ご家族へのお便りやブログ

私は派遣社員なので報告書や議事録は書きません。が、介護記録や申し送りは毎日書いています。

介護記録とは利用者さんに関する毎日の記録のことです。バイタルや体の症状、生活の様子などを事細かく記述します。何時に入浴したとか排泄したとか、買い物に行ったとか。そのときにあった事実を客観的かつ正確に書きます。

webライティングみたいに何千文字もの記述にはなりません。ただ、忙しい介助の合間を縫って書きますから、あまり時間をかけてもいられません。私は介護記録を書くときの構成を決めているので、そこまで時間をかけずに書けています。

介護記録の構成

  1. 介護・介助の内容
  2. 利用者さんの状態
例文

  1. 腰にアズノール塗布。
  2. 直径5cmほどの引っかき傷あり。「かゆいですか?」と尋ねると「かゆい」と言いながら背中を掻き始める。「傷が増えてしまうため痒くなったら掻かずに教えて下さい」と声掛けをすると「わかった」と返事をされる。

※このほか、介護・介助の場所、日時、担当者名も別途記入が必要です

先輩から「Blue_birdさんは入力が速い」と言ってもらえているので、webライターの経験が活きているんだなぁと実感しています。

ほかの職員の文章を頭の中で添削できる

書き慣れていない人の文章はパッと見ですぐわかるものだなと思いました。事実と主観が混ざっていたり文法が間違っていたりなどは、散見されるミスです。

杓子定規に正しい日本語を求めるわけではありませんが、間違った文章では読み手に正確な内容を伝えることはできません。なんとなく「こうなんだろうな」と補完しながら読んだとしても、書き手の意図とは違う捉え方をされたらおしまいです。

日本人なら日本語は書けます。でも、正確な記録、正しい日本語、伝わる文章を書くのは思っているよりも大変です。webライターになる前の自分の文章を読んでも、ねじれ文やら長すぎる一文やらひどかったですし。

もうちょっと仕事に慣れてきたら、文章の書き方についてアドバイスしたいな…と密かに思っています…。

パソコン業務の効率化が図れる

webライター時代に思ったのは、ショートカットキーとかExcel、Wordの機能くらいは把握しておかないと、効率よく仕事できないなってこと。多分、webライターを生業としている多くの人は、ショートカットキーくらいは使いこなしているんじゃないでしょうか?

介護職のメイン業務は「身体介助と利用者さんの自立支援」です。いくらFirefoxとGoogleChromeの違いを知っていても、Wordの校正機能の詳細設定ができても、あまり役に立ちません。それでも、webライター時代に培ったパソコン操作に関する知識が、介護における業務の効率化にちょっぴり役に立っています。ショートカットキーを使う程度ではありますが…。

それに介護現場では、webライターの仕事ほどパソコンを使いこなす場面はありませんから、パソコン操作で悩むこともありません。悩むことに脳のリソースを使わなくて済むので楽です。

実務者研修の教科書を読むのが苦にならない

実務者研修に限らず、教科書の文章ってやたらと長くて読みにくいですよね。一文は長いし「結果→理由→具体例→結果」みたいにわかりやすい構成でもありません。

webライターになる前は、文章を読むのも書くのも苦手でした。長文を読んだって全然頭に入らない。ゆっくり読んでも覚えられない。そのうちイライラしてきて「もういいや…やめた」となるのが定番でした。

一方、webライターの仕事は、多くの資料を読み込んで内容を精査し、わかりやすい文章にして読み手に伝えることです。生活のためにwebライターになってからは、キャパオーバーの量の仕事を受けて心身ともに消耗しながら文章を書いていました。一言でいえば本当に辛い3年間だったんですけど、そのおかげで、今では文章を読むのが苦じゃないし、読書も好きです。

実務者研修の教科書も「なんでそんなに接続助詞で文章つなげんのよ?主語と述語はどれじゃ?」と思いながら読み切りました。

文章が読めるようになると知識の習得が楽になるし、いろんな本が読めるようになって世界が広がります。

読書=人生が変わる

webライターになって文章に対する苦手意識を克服して本当にヨカッタ

まとめ

webライター時代に培ったスキルは、業種・職種関係なく役立ちます。クライアントによって正解の文章はさまざま。自分の好きなように書けるわけでもないし修正依頼はしんどいしで、辛いこともあります。実際、私のwebライター時代は苦渋に満ちていました(苦笑)。

それでもwebライターの経験から得たものはとても大きかった。これだけは声を大にして言えます。

本業としても副業としても、経験しておいて損のない職業だと思います。

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