【文章】意味が伝わりにくい主な原因は一文が長すぎるから

Webライター

最近、ライター以外の方の文章を読む機会がありました。残念ながら読みやすいとはいえず、何を言いたいのかわかるようなわからないような、はっきりしない文章で。

読みにくい文章は読者に多大なストレスを与えます。個人的なブログなら読者が離れていきますし、仕事の記録や報告書なら正確な伝達ができません。

「文章の書き方を学ぼう」というと、難しそうだと感じる人もいます。かくいう私もwebライターを始める前はそうでした。

読みにくい文章にはいくつか特徴があります。私が特に気になったのは一文が長すぎる点でした。これを改善するだけでも、驚くほどわかりやすい文章が書けるようになります。

まずは肩の力を抜いて、ポイントを掘り下げてみましょう。

一文が長すぎると意味が伝わりにくくなる理由

主語と述語が離れてしまうから

<例文1>
ストレスはメンタルが不安定になったり、睡眠不足で慢性疲労症候群になったり、血行不良で肌荒れや冷え性になったり、生理不順になったりするなど、女性のみならず男性にとっても万病の元です。

述語を助動詞「~たり」でつなげすぎて、一文が長くなっています。読んでいて疲れますね。

  • 主語→ストレス
  • 述語→万病の元です。

「ストレスは万病の元です」というのが、例文でもっとも言いたいこと。わかりやすい文章にしたいなら、主語と述語はなるべく近いほうがいいです。

説明はその後にすればOK。

ストレスは万病の元です。メンタルが不安定になるほか、睡眠不足による慢性疲労症候群や、血行不良による肌荒れ、冷え性などを引き起こします。生理不順の恐れがある女性のみならず、男性も要注意です。

主語と述語が離れると文章がねじれやすくなる

ねじれ文とは、主語と述語の関係がちぐはぐで意味が成立していない文章のことです。

<例文2>

一文が長い文章は要点がぼやけるし書いているうちに論点がズレてくるんですが、書いている最中は論点がズレていることに気づきにくかったりするので、文章に苦手意識があると早く書ききりたいと思って焦るかもしれませんが、一文が長い文章は意味の通らない文章になり読み手もうんざりしてしまい書かないように気をつけたいです。

無理やり長文を書いてみました。例文の文字数は句読点を含めて153文字。一般的な文字数目安は一文60~80文字程度です。

さすがにこんなひどい文章は書かないよ…と思うかもしれません。が、少なくともwebライターになる前の私は、例文と同等くらいの文章を書いていたと思います…。文章の勉強をしていないと、意外とあるんですよ?

ひとまず、例文2の主語と述語を探してみましょう。

  • 例文2の主語→一文が長い文章は
  • 例文2の述語→気をつけたいです

主語と述語をつなげると、
一文が長い文章は、気を付けたいです。

文章として成立していませんよね。たとえば、「一文が長い文章は、読者をうんざりさせます」なら主語と述語の関係が成立しています。主語と述語が離れすぎると、ねじれ文を書きがちです。双方の関係性は常に意識しておきましょう。

一文が長くなる理由

理由1.いろいろな内容を入れ込みすぎるから

上記のヘンテコ例文2で一番伝えたいのは、どんな内容だと思いますか?多分、わからない人の方が多いのではないでしょうか。書いた張本人の私でも、3日後には意味がわからなくなっていると思います。

例文2で書いているのは、下記の6つの内容です。

  1. 一文が長いと要点がぼやける
  2. 一文が長いと論点がズレる
  3. 書いている最中は論点ズレに気づきにくい
  4. 意味の通らない文章になりやすい
  5. 読み手がうんざりしてしまう
  6. 文章に苦手意識があっても焦らないように気をつけたい

これだけの内容を入れ込めば、一文も長くなりますよね。

一文に入れる情報は基本的に一つだけ。一文一義を意識しましょう。

理由2.接続助詞を多用して文章をつなげてしまうから

いろいろな内容を入れ込もうと、異なる内容の文節を接続助詞でつなげてしまうパターンです。接続助詞とは、前後の文節をつなげる助詞のこと。例文2では、「~が」と「~で」が該当部分です。

実は私も油断すると使いがちです。特に使用頻度が高いのは「~が」の接続助詞。文章を切りたくないときとか、興に乗って書いているときとかによく使います。自分のブログを読み返して「~が」が連続していると、穴でも掘って入りたくなります…。

でも接続助詞の働きをしっかり理解していれば、多用は防げます。

「~が」の前と後の文節が、対立する逆説になっている
人参は嫌いだが、我慢して食べた。
「~で」の前の文節が、後の文節の理由になっている
大好物なので、人参をたくさん食べた。

理由3.同じ内容の文章を何度も書いているから

例文2の下記の部分は、同じような内容ですよね。

  • 要点がぼやける
  • 論点がズレてくる
  • 意味の通らない文章になってしまう

同じような内容が連続すると、ちょっとしつこいですよね。無駄な言葉や文章は削るべきです。こだわって書いたから一言一句、変えたくない!という頑固な人もいますが、誤解なく伝えたいことがあるならシンプルな文章を書いたほうがいいと思います。

強調や念押しとして同じ意味の内容を別の言葉で書きたいなら、文章構成をしっかり考えましょう。

まとめ

ヘンテコな例文2を手直しして、今回のまとめとしますね。

一文が長すぎると、意味のわかりにくい文章になりがちです。書いているうちに論点がずれたり、要点がぼやけたりする恐れがあります。一文を短くするには一文一義が大切です。わかりやすい文章にするなら、主語と述語を近づけるのも得策です。冗長な文章は読者離れを引き起こします。最後まで読んでもらえるよう、シンプルな文章を心がけましょう。

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