【電子書籍LOVE】でも紙の本が持つ「権威性=恐怖」の印象を最近改めた話

日記

私は紙よりもネット派です。

手帳に関しては、10年来のほぼ日手帳ファンなので、毎年購入しています。ただ、スケジュール管理や仕事の記録をつけるときはどうしてもネットの方が便利で、Googleカレンダーに依存気味。

本はビジネス書も漫画も電子書籍です。昔は、書籍といえば紙しかなかったので、もちろん本屋さんに行って購入していました。でも、Webライターとして家に引きこもる生活が続くと、本屋にも行かなくなるんですよね。

それでAmazon Kindleを使い始めたんですけど、

  1. クリック1つですぐに購入できて読める
  2. 暗闇でも読める
  3. 室内にものが増えない

この3点にドハマリして以来、本格的に電子書籍派です。

ネットを好きになったのは主人がIT系メカ・オタクだから

我が家は主人がメカオタクで、付き合い始めた頃からよくわからないメカをいっぱい持っていました。

MacはPerforma5410からだし、WindowsはVAIOのPCG-SR1からだし、スマホはHTCのHT-03Aからだし、デスクトップはいつも自作PCだし。スマホが普及する前はシグマリオンの2と3とか使ってたし。その前はインターネットパルディオという、電話、メール、ネットサーフィンなどができるデバイスを使ってたとか。

商品名と型番は隣にいる主人に「最初に使い始めたメカ何?」と聞きながら書いています。主人はネット検索することなく型番までスルスル出てきますが、私自身はググらないとわかりません。ITに限らず、車、バイク、時計、ガンダムなども好きで、主人は全般的なメカオタクです。


一方、私は「勝手にいじって変なボタン押したら絶対壊す」と思っていたくらい、メカ系が苦手で。もし、主人と出会わなかったら、滅びるまでガラパゴス携帯で粘っていたと思うし、何なら最初に買ったPHSを限界まで使っていたと思います。

そんな私がネット好きになったのは、スマホの使い勝手が良くなったからに他なりません。

私が主人から最初に買い与えられたスマホは「Galaxy S2」と「GalaxyTab」。このモデルが出たのが2011年。それまでスマホに抱いていた「遅い&固まる」と違って、非常に高スペックだったのを覚えています。

ちなみに、Galaxyは「Note2」まで使って、この後はXperiaに移行して今に至ります。

スマホの進化とクラウドのお茶の間化で電子書籍派に

スマホの性能が良くなって、ネット検索や買い物などができるようになりました。でも、私が本格的にネットLOVEになったのは、クラウド上でPCとスマホの同期ができるようになってから。

ハードとソフトの両面が進化したことで、ようやくインターネットが私の中でお茶の間化しました。Webライターなんて仕事を始めたのもクラウドのおかげですし、ホントにクラウドさまさま。

本を電子書籍にしたのも、クラウドが登場したからです。

紙嫌いは、今よりも情報格差のあった時代と「紙の本」に対する印象がリンクしていたから

子どもだったバブル時代も、109全盛期のコギャル時代も、私は大嫌いでした。昭和に生まれて平成を生きたにもかかわらず、リアルタイムでその時代が好きじゃなかった。

これは、内向的な性格と偏ったしつけによって自己肯定感が異常に低かったことが原因なんですけど…。スマホとクラウドがお茶の間化する前は、今よりも情報格差が激しかったんじゃないかな。昭和も平成全般も好きになれなかったのは、それも理由です。

団塊の世代が頑張って作ってきた日本の社会に感謝はしています。でも、バブル崩壊後の厳しい時代に20代を過ごしてきた身としては、団塊の世代と氷河期世代ってそもそも意見なんか合うはずないよな…とちょっと思っています。

私は4年間、会社員をやったあとに11年間の演劇活動に突入しているので、学校卒業後ずっと働いてきた同年代と比べたら、氷河期世代としての辛酸はそこまで感じてないかもしれません。ただ、同年代が多いバイトの同僚やリーマンショックのあおりを受けた上司の姿なんかを見ていると、時代の閉塞感は常に抱いていました。

結果論かもしれませんけど、時代のあおりを大いに受けた氷河期世代の気持ちは、波に乗ってがんばってこれた団塊の世代には理解されるはずもなく、今、氷河期世代の引きこもりが多いのも必然だよなと思います。


で、紙の本って、私があまり快く思えなかった時代のニオイがプンプンして、どちらかといえばちょっと嫌いだったんですよね…。ビジネス本読んでも「◯◯したかったら△△しなさい」みたいな命令形で。なぜそんなに上からなのか?と。

本=なんか偉そう」というのが私の印象でした。

紙の本に対する偏見が抜けた理由

Webライターになってから自ら長時間労働に足を突っ込んでしまい、体調不良で寝込んだことが何回かありました。

体調不良になると精神的にも不安になりますよね。それで「体調が回復してもこのまま精神病んで仕事できなくなって主人にも先立たれたらお金なくなってどうにもならなくなるんだよな」という暗い思考に耽り始めて。ネガティブ思考に嫌気が指したらAmazon Kindleで漫画をポチッと購入して、気分転換をして。

そのときにふと「ああ、本当に貧乏になったら、電子書籍すら読めなくなるんだ」と気付いたわけです。ものすごく当たり前のことなんですが、今までそこに思いが至らなくて。それで、なんだかんだ紙って優秀だなと思いました。

読書をする場合、災害とか戦争で電気が使えなくなったらネットは使えなくなります。デバイスに電子書籍をダウンロードしても充電できなかったら終わりだし。

でも、紙の本は昼間のうちなら好きに読めるし、文庫本なら持ち歩けば家がなくても大丈夫。

この歳にして紙の本を見直す日がくるとは思いませんでした。コレ以来、紙の本に対する嫌悪感がなくなりました。おー…すごい。

そもそも本の出版って、多分今よりも昔のほうがずっと大変で、だから優秀な人が本を書くのは当たり前の話で。それが、高卒で勉強のできなかった自分にはものすごい「権威=恐怖」に思えました。「本=偉そう」という感覚は、紙の本自体がもつ権威性に原因があったのだと思います。

でも、長時間労働で体と心を壊したあと、本格的にメンタルケアし始めてから、少しずつ自分を卑下する気持ちが抜けてきて。物事をフラットに見ようと思えるようになりました。しかも今は令和の時代。私が嫌悪し続けていた昭和も平成も、すでに思い出です。

まとめ

今だから思うと、時代問わず素晴らしい本はたくさんあって、私にだって時間を忘れて読み耽った本は何冊もありました。それをすべて否定してしまうのはもったいないですよね。まあ、読み耽ったのはほぼ海外作品なんですが…。

そんなわけで、今後も本を買うときは電子書籍中心になるだろうけど、お気に入りの作品は文庫本で購入しようかなと計画している次第です。

ちなみに、無人島に一冊だけ文庫本を持っていくとしたら、アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」ですね。あれ、孤島の話だし。ま、ちょっと怖いんですけど個人的にアガサ・クリスティーの最高傑作だと思っているので。

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