Webライターが「読まれる記事」を書く方法【読者の当事者意識がキモ】

Webライター

ライターの当事者意識が薄いと記事内容も薄くなる。

最近仕事をしていて、そんなことを思いました。

読まれる記事とは、読者の悩み解決につながる文章のこと。もしくは、読者の精神面に何らかの良い影響を与える文章のこと。

読者の悩みを解決するには、読者の立場で考えることが大切。まずは、当事者意識を持って記事のテーマやキーワードについて考える。それから情報を集めて、客観的に書いていく。

一番難しいのは、第三者である書き手がどうやって当事者意識を持てるようになるか。

読まれる記事を書くための方法として、当事者意識を持つための方法を模索してみました。

Webライターが文章を書く目的

Webライターが文章を書く目的は、記事を読んだ後、読者に何らかのアクションを起こしてもらうことです。

文章の基本を意識してライティングしていくと、校正や編集を通さなくてもある程度はキレイな文章が書けるようになります。

でも、体裁の整った文章が書けるだけでは、ライターのスキルとしてはかなり物足りないですよね。

だからこそ想定読者とか記事の目的とかを決めて執筆します。ただし、いくらそういうものを設定してもライター自身の当事者意識が薄いと、通り一遍の文章にしかなりません。

Webライターにとって意識すべき「当事者」は2者

Webライターが意識すべき当事者とは、読者とクライアントの2者だと思っています。

読者は言わずもがなですが、クライアントワークが主なWebライターは、クライアントの当事者意識も理解すべきですよね。良かれと思っても、クライアントを無視した記事は書けません。

Webライターが執筆する上で意識したいのは、

  • 記事を掲載することで、クライアントはどんな効果を望んでいるのか
  • 「読者にとって役立つ記事」とはどんな内容なのか

この2点だと思います。

読者とクライアントの両方を意識した記事とは?

簡単にいえば、「読者の悩み解決にはクライアントが提供する商品やサービスが役立つ」というのが、両者の当事者意識を反映した記事になりますかね。

クライアントによっては、自社で提供しているサービスには触れず、とにかく読者の悩みを解決するための情報だけを書いてほしい、というケースもあります。

いずれにせよ、いくらこの点を踏まえても当事者意識を持てないまま執筆してしまうと、内容は間違っていないけれど読みにくい、つまらない文章になってしまう可能性が高いです。

クラウドソーシングでは当事者意識が育ちにくい

私はサグーワークスで仕事をしてきたので、その経験を元に思うところを説明しますね。

クラウドソーシングでは「キレイな文章」以上にはなりにくい

サグーワークスは承認者のチェックが入るから、仕事をこなすほど体裁の整ったキレイな文章を書けるようになります。でも、承認者の仕事は誤字脱字や文法の間違い、文章の意味は通るか、などをチェックするところまで。

どういう構成にすれば読者に読んでもらいやすくなるのか、クライアントが求めているものをクリアするにはどういった書き方をするべきかなどについては、チェックされません(構成は編集者の仕事になるので)。

ある程度構成は決まっているので、ライターにとってはまあ書きやすいんです。稼ぐ側としてはその方がありがたいですし、初心者以下から始めた私にとっては、本当に勉強になったので助かりました。

ただ、この作業だけを繰り返していると、思考停止とスキル停滞が同時に起こります。

作業に慣れてくるとスキルが停滞してくる

サグーワークスは細かいルールがたくさんあるので、最初のうちは執筆が大変です。でも、慣れてくると考えなくても作業がこなせるようになるので、思考が停止してきます。慣れで仕事をしすぎると、簡単なミスも多くなります。

執筆ルールが案件ごとにマニュアル化されている点は、大きなメリットです。でも、それが当たり前になるとマニュアルで足りない部分について不満を持ちやすくなります。

本来、自分の頭で考えるべきことですら、運営側に責任転嫁してしまう。これがスキル停滞の始まりです。

気付いたときは、ちょっとゾッとしました。

1円前後の案件ばかりでもスキルが停滞してくる

サグーワークス以外のクラウドソーシングでも、同じようなスキル停滞が起こると思います。一口には言えませんが、1円前後の案件だと当事者意識の薄い文章になりやすい気がします。

いくら稼ぎたいのかにもよりますけどね。

たとえば本業でWebライターをやっている場合、単価が1円前後なら1記事に多くの時間はかけられません。とにかく数をこなさないといけないから、下調べに時間をかける余裕なんかない。

ひとまず文字数を埋めるためにネット上の情報を集めて、意味が通じるように書いていく。

そうすると、誰が書いてもいいような、文字数だけは長くてSEO対策だけはされている無味乾燥な文章が出来上がると。いわゆるコタツ記事と揶揄されるものが完成するわけですね。

情報源がネットのみでも品質の悪い記事になるとは限らない

ただ、記事の情報源がネットのみでも、別に悪いとは思いません。ネット上の記事を書き換えただけの内容だから問題があるわけで。そもそも、何もないところから新しい何かを生み出すこと自体、無理な発想です。

同じ情報源から似たようなキーワードで記事を書かなければならない場合でも、情報源が確かで当事者としての視点がハッキリしていれば、違う切り口で記事が書ける(ハズ)だと思います。

当事者意識を持って記事を書けるようにする方法

では、当事者意識を持って記事を書けるようにするにはどうすればいいか?

手っ取り早いのは自分のブログを持つことだと思います。

レンタルサーバーを借りて自分のブログを運営する

当事者意識を持って文章を書く練習をするには、ブログ運営がおすすめです。自分事としてライティングする感覚を身に付けるっていうんですかね。

少なくとも、身銭を切って運営しているブログの記事なら他人事にはなりませんよね。

構成や言い回し、言葉のチョイス、文章のリズム感など、いろいろ変わってくるんじゃないでしょうか。

ブログなら、クライアントワークとは違ってかなり自由に書けます。どんな内容が多く読まれるのか、離脱率の多い記事は何が悪いのか、いろいろ実験できるのも大きなメリット。校正や編集の勉強もできますしね。

良いクライアント様と出会う(運が大きいけど)

これは、私の体験談なんですが。昨年末に初めてクラウドソーシングを通さずお仕事しました。

最初は結構おっかなびっくりで不安だったんですけど、クライアント様の求めるモノがダイレクトに伝わってくるので、仕事がしやすいと思いました。

クライアント様にとっては自社で運営するサイトに関することだから、記事にかける熱量がとにかく大きい。だからこそ、読者に役立つ記事とは何かを本気で考えていらっしゃる。

クライアント様からフィードバックをいただいたとき、「あー、自分はなんてダメなんだ、全然下手じゃないか~…」と落ち込みました。一方で、求められるモノについて真剣に考えて仕事をしていけば、自分はもっと伸びるんじゃないかとワクワクもしました。

それ以来、読者にとって役立つ文章とは何かについてよく考えています。まあ、それでも文章構成や細かい言い回しなどでかなり手こずるんですが…。

最近、文章の書き方やらマーケティングやら行動経済学やらの本を読みはじめまして、それもそのクライアント様との出会いがかなり大きいです。余談ですが有名ブロガー様方の研究も始めました。

良いクライアント様との出会いは、自分を成長させてくれますね。

専門分野を持つ

専門家になった時点でライター自身がその分野の当事者だから、厚みのある文章が書けるのではないかなと思っています。

Webライターが専門分野を持つメリットはいろいろいわれていますが、実は私、どの理由もなかなかピンとこなかったんですよね。

一般的にいわれるWebライターが専門分野を持つメリット

  • 文字単価が上がる
  • 記事に説得力が増す

主にいわれているのは上記2点でしょうか。

ただ、これらのメリットのためだけに資格を取るとか勉強するとかっていう気には、どうしてもなれなかったんです。メリットはまあ、そりゃそのとおりなんだけど。実績のない名ばかりの専門家になっても仕方ないんじゃないかと思って。

当事者意識を「意識」したら専門分野を持った方が良いと思うようになった

専門家になるということは、その分野のいい面も悪い面も知るということですよね。もちろん、多くの人が抱えやすい悩みについてもわかるようになる。

専門家だからこそ、それ以外の人には思いつかない解決策を提示できる。

そう思ってから、専門分野の勉強についても真剣に考えるようになりました。

好きなことを専門分野にするのが一番いいんでしょうね。ただ、別にそこまで好きではない分野でも、毎日のように勉強してその情報に触れていけば、愛着が湧いて好きになっていくかなぁとも思っています。ザイオンス効果ってやつで。

何を専門にするかはまだまだ模索中なんですが(苦笑)。まあ、方向性は決まってきたので、そのへんのことは、今後うまくいったらまた記事にしたいと思います。

他人事だと人を動かす記事は書けない

クラウドソーシングはとても便利なサービスです。でも、1人で仕事をしているからこそ陥りやすいデメリットもあります。

人は自分が当事者にならないと、どうしても真剣になりにくいもの。漫然と仕事をしているだけだと、読者の悩みもクライアントの要望も汲み取れないまま、他人事でしかライティングできなくなるのではないか。そんな自分自身の危機感から、今回の記事を書きました。

記事が読まれないと悩んでいる人のお役に立てれば幸いです。

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