「子なし」は不幸?カテゴライズは一歩間違えるとレッテル貼りになる

日記

Twitterを見ていて、ふと思いました。「ママを応援するサービスは多いけど、年齢が高い子どもなし女性に対するサービスって聞いたことないわ」と。

今は女性活躍推進が叫ばれてます。確かに、今は少子高齢化で、将来はますます加速するわけで。日本を維持していくには、子どもを生んで育てなきゃいけないですよね。だからまあ、世の中的には子どものいない女性を応援してもしょうがないのかもね?

労働力を増やすための女性活躍推進。女性は仕事をして子どもを生んで家事もしてって、こう書くと現代女性の役割は大変だなぁ…。だからこその在宅ワーク、テレワークなんだろうけれど。

私は子どもいないし子どものいない友だちが多い

そんなことを思う私は、子どもがいない40代の既婚者です。ふとTwitterを見て冒頭のようなことを思い、「子なし」で検索をかけてみました。なんだかずいぶん、ネガティブな内容が多くてびっくりしましたが…。「子なし」の関連ワードで「かわいそう」と出てきたのには正直ビビりました。そうか、そんなふうに思われているのか…。

と、思って「DINKs」で検索をかけたら、何やら世帯収入が高くて夫婦の生活を楽しんでいる、みたいな記事がちょいちょい出てきましたねぇ。同じ内容でも物事には二面性があるということでしょうか。英語にした方がオシャレっぽく聞こえるしな。DINKsは、夫婦共働きで子どもを持たない選択をした夫婦のこと。「子なし」より意味が狭いんですね。

私は20代の頃から、子どものいない友人・知人がたまたま多かったんです。病気で子宝に恵まれなかった人、自ら選択した人、両方います。年代も40~70代までと幅が広いですね。

だから、子どもを産まない選択は個人的には珍しくもないし、特に不幸だとも思いませんでした。40代になって子どものいない自分の現状に愕然とすることもないし。そういうこともあるよな、とか、縁だからな、とか思ってます。ただ、こんな私でもネット界隈を散策していると、子なしであるがゆえの息苦しさを感じるわけですよ。幸運なことに仕事が在宅なので、リアルではあんまり感じないんですが。良くも悪くも、ネットはいろいろな意見が聞けちゃえますから。

「子どもがいる人生は素敵」って全員がそうなの?

子どものいない女性の多くが「子どもは生んだ方が良い」「子どもはまだ?」などと言われるらしいですね。私も実際、言われたことあります。相手は子どもを持つ男性や女性でした。そういうことを面と向かって言える人って、どういうふうに生きてきたんだろ。いや、皮肉じゃなくて。

子どもがいる人生は、素敵なんでしょうね。でも、子育て中の親は、みんながみんな幸福なんでしょうか?子どもは本当に幸福なんでしょうか?人それぞれ家庭環境も生い立ちも違うんだから、よそさまに対してそう言い切ってしまうのはどうなんでしょう。私自身、家庭環境には恵まれなかったので、余計に思います。

子育ては手間もお金もかかるし、大変なのはわかります。でも、例えば「愛情」と称して暴力を受け続ける子どもは、果たして幸福なんでしょうか。殴られた後で「お前を愛しているから怒るんだ」とか言われて、幼児の頃からストレスで偏頭痛が止まらない子どもは、本当に幸せなんでしょうかね。怒鳴り散らして子どもを叩く親も、幸せそうには見えませんでしたし。

子ども時代が不幸だったので妊娠・出産には考えが及ばない

30代半ばまでは、自分が子どもを作るなんて考えられませんでしたねぇ…。生んだら、今度は自分が子どもに暴力を振るうんだろうな、と思ってました。叩かないまでも、ヒステリックに怒鳴り散らして子どもに言うこと聞かせるんだろうなとかね…。今でも、20代の頃に子どもを生んでいたら、子どもも自分も不幸になっていただろうと思います。

40歳手前で両親が亡くなって、私も精神的に落ち着いて、ようやく「今なら子どもも育てられるかな」という気になりました。主人はずっと子どもを欲しがっていたので子作りはしましたが、2回ほど流産してしまって。とっても残念でしたし、悲しかったですけど、これも人生ですから。私自身、ずっと子どもを願っていたわけでもないのでね。

ただ、妊娠中は本当に幸せな気持ちでしたね。赤ちゃんが生まれるかもしれないと思うと、ひどいつわりすらすごく嬉しくて。荒んでいた自分の若い頃を思い返すと、信じられない気持ちです(笑)こんな気持ちにさせてくれた主人と、一時でもお腹に宿ってくれた赤ちゃんには、感謝しかありません。

カテゴライズはときにレッテル貼りになる

なんだろ、なんか、世の中ってカテゴライズするの好きですよね。ワーママ、ノンママ、子なし専業主婦、独身女性、DINKs、その他いろいろ。カテゴライズって、現状把握には役立つんですよね。そのカテゴリーに入っていると思うと自分自身も安心するし。

でも、1つのカテゴリーに入ったからって、みんながみんな幸福とも不幸とも限りません。しかも、カテゴリー分けって、嫉妬やら優越感やらが入るとただのレッテル貼りになるから…。自分のことも他人のことも、1つの物差しだけで判断すると見誤ります。1つのカテゴリーに収まるほど、人生は単純じゃありません。

子どものいじめが深刻化しやすいのは、子どもの世界が狭くなりがちだからですよね。小さい頃は、家庭と学校しかないわけで(塾とか習い事とかしていれば、その分広がりますけど)。それと同じことが、大人の世界でも起こっているのかしら?

「子あり」「子なし」はあくまでも小カテゴリー

「幸福」という大カテゴリーの中に「子あり」「子なし」という小カテゴリーがあるのであって、その逆ではないと思うんです。まあ、「子なし」の中に「幸福」「不幸」って小カテゴリーを作ることもできるけど。ただ、「人生」って大カテゴリーで見た場合、子どものあるなしは、一つの尺度でしかないと思います。子どもがいてもいなくても、その人が幸福ならそれでいいんじゃないでしょうか。

あー、日本の将来を考えるなら、子どもは生んだ方がいいとは思いますけどね。だからこそ、子どもがいる人たちには、ぜひ、幸せな家庭を築いてほしいです。幸せな子どもが増えて「将来、私も子どもを生んで育てたい」と思えるように。それだけはホント、心から願ってます。

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